【競技方法】アームレスリングの試合の進め方とルールを解説

アームレスリングの競技方法

ここでは、アームレスリングの基本的な試合の進め方と、勝敗の決し方、ファールや禁止行為について解説します。

試合開始前

  • 競技者は競技台を挟んで、互いに向かい合う

競技台を挟んだら互いに向かい合い、一礼する。
次にルールではないですが、礼儀としてはライトハンド(右手)で試合をする場合は、逆の左手で握手をする。

  • 肘を台に載せて、手と手を組み合う

この後は審判の『レディ』の掛け声を待つ状態になるのですが、直ぐにレディの掛け声がかかることはまずないです。

正しい組み方になるまで、審判に「肘の位置」や「握り方」「肩の位置」等を修正されます。

  • レディ・ゴー!の合図で試合開始

公平な組み方(姿勢)になったら、審判の『レディー・ゴー』の掛け声とともに試合開始です。

また、レディーがかかった後は当然ですが、ゴーの合図がかかるまで『手・肘・肩』を動かしてはいけません。

なお、フライング防止のために、レディーからゴーの間隔はなく”一瞬”でコールされる傾向にあります。

試合中

アームレスリングは世界最短の格闘技(スポーツ)とも言われており、特に重量級では一瞬で勝敗が決する傾向にあり、その試合時間は1秒以内とされています。

その一方で、試合時間は”無制限”となっています。まれに1分を超える試合になることがありますが、かなり盛り上がりますし注目されます。

  • 手の甲がパッドについたら勝負あり

競技者のどちらかの甲がパッドについたら、そこで勝敗が決まり、審判からストップがかかり勝者側に向かって手を挙げて「ウィナー」が宣言されます。

ですが、試合展開によっては手の甲がパッドにつく前に勝敗が決する場合もあります。

  • 手の甲がパッドについていなくても、手の甲がパッドよりも下になった場合
  • 顔と手の位置が離れて、体が開いてしまい怪我の恐れがある場合(劣勢側)

以上のような試合展開となった場合、審判の判断により試合が止められる事があります。

試合後

  • 試合後は握手と礼をして別れる

審判からウィナーが宣言された後は、互いに一礼し、試合前と同様に勝負とは逆の手で握手をして別れます。

ファール・反則

アームレスリングの基本的なファール・反則は以下の通りです。
なお、原則1試合で『2回』ファールを宣告された場合は失格となります。

試合前のファール・反則

  • 審判に指示された公正(正しい)な姿勢を取らなかった場合
  • 審判の「レディ」の合図がかかった後に「手・肘・指」を動かした場合

試合中のファール・反則

  • 肘がパッドから離れた(浮いた)場合。故意でなくても✖
  • グリップ・バー(体を支えている逆手)から手が離れた場合
  • 握りあっている手を”故意”に離した場合
  • フォームが危険であると審判が判断した場合
  • 両脚が地面から浮いた場合
  • 腕が自身の体部分に触れた場合

3つ目の握りあっている手が離れたことが、故意によるものでない場合は、一度中断して、仕切り直しとなります。

その際、お互いの手を『ストラップ』で巻き付けて固定し、離れないようにします。

これは試合ではよくあることで、競技者の力が拮抗している試合ではよく起こります。

禁止物・禁止行為

試合(大会)で禁止となっている事項もありますので、以下に該当すると参加できませんので注意が必要です。

  • 飲酒している
  • 入れ墨が入っている
  • 腕時計としている
  • 腕輪をしている
  • 指輪をしている

なお、メガネは問題ありませんが、手首や肘に『サポーター』をする場合は審判の了解が必要になります。